プロの美容師が疑問を解消!白髪染めのメカニズムと予防方法!

☆白髪染めに関して

「どうして白い毛も黒い毛も一緒に染まるのだろう?」、
「白髪染めのカラーはどんな種類があるのかな?」

などという疑問を持った事はありませんか?
そんな疑問を解消するために、プロの美容師が白髪染めの基礎知識をまとめてみました☆

☆白髪を染めるメカニズムを理解し、さらに美しい髪へ☆

白髪染めはなぜ白髪を染められるのか、
どんな種類のものがあるのか、
ここでは白髪染めがどのようにして髪を染めるのかをご紹介しますね。

さらにお手入れの目安となる日数も特別にお教えしちゃいます!!

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◎まず、カラー剤の種類と特徴について。。。

白髪染めを成功させるには、どんなふうに染めたいかによって
カラーリング剤を選ぶことがポイント!!

カラーリング剤の種類には

「白髪染め」

「ヘアマニキュア」

「一時染め」

の3種類があります。

●白髪染め…白髪も黒髪も、ほぼ同じ色にしっかり染まります。髪全体をしっかり染めたい方におすすめです。

●ヘアマニキュア…白髪は自然な感じに、黒髪は光が当たるとほんのりニュアンスが変わる程度に染まります。

●一時染め…髪の表面に一時的に色をつけるだけなので、シャンプーすればすぐに色が落ちます。いわゆる、黒彩ともいいます。

白髪染めの特徴として、メラニン色素を分解して脱色すると同時に、染料を髪の内部で結合させて染めあげます。
髪全体を美しく染め上げるので、しっかりと染めたい方におすすめです。

【個人差はありますが、お手入れの目安は約2ヶ月です。】
…何故かというと、白髪染めは、シャンプーしても色は落ちにくいですが、
髪が伸びてくると根元と染めた部分に色の差ができてくるので、部分的に染め直す必要があるからです。

☆白髪になるメカニズム☆

白髪になる原因は次のようなものです。
毛乳頭(髪の毛を抜いた時、根本に埋まっていた部分の毛先に付いてくる丸いもの)の
まわりにある毛母細胞の間には、メラノサイトという色素形成細胞があり、ここで、髪の色を作るメラニン色素が作られます。

しかし、このメラノサイトは、一生の間ずっとメラニン色素を作り続ける訳ではありません。
メラノサイトの数が徐々に減少し、チロシナーゼと呼ばれるメラニン生成に必要な酵素の働きが弱ってくると、髪の色素が薄れて白髪になるのです。

☆毛髪の構造☆

白髪の原因となる毛根の構造は次の通りです。

毛根の最下部にある毛球部の毛乳頭が、毛細血管から栄養素を取り入れ、成長を開始。
髪の生成に必要なアミノ酸などを吸収した毛母細胞は、細胞分裂によって少しずつ押し上げられ、頭皮の上に出た部分が毛髪となります。
また、成長する過程の中でメラニン色素が取り込まれ、髪に色がつきます。

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毛髪は毛髄質(メデュラ)、毛皮質(コルテックス)、毛表皮(キューティクル)からできています。

これらにはもともと色はなく、毛皮質の中に沈着しているメラニン色素によって髪の色が決まるのです。

さて、白髪が出来るメカニズムや、髪の構造については、理解して頂けましたでしょうか??

次に知っておくと良い事は、、、

☆白髪が生まれるサイクル☆

髪の毛はどのように成長して、抜けて、生え変わっていくのかご存じですか?
毛根で作られた毛髪は1日平均で約0.45mm、1ヶ月で約8~10mmの速さで伸び、成長期を終えると抜け落ちていきます。

そして約3~9ヶ月くらいかけて次の毛髪をつくる準備をして、再び新しい髪の成長がスタートするのです。

このため、白髪も一度にできるのではなく、メラニン色素が作られなくなった毛髪から徐々に白くなっていきます。
例えば、病気などである時期いっせいに、全部の髪のメラニン色素が破壊されたとしても、
頭皮から毛髪として出てくるまでには1本1本時間差があるため、一気に白髪頭になるということはありません。

☆ヘアサイクル(毛周期)☆

●成長期(別名:アナーゲン)…毛球内での細胞分裂によって髪が作られ、成長する時期。その期間は大体4~6年と言われています。

●退行期(別名:カターゲン)…細胞分裂がストップし、約3~4週間かけて毛球が硬くなっていきます。

●休止期(別名:テローゲン)…約3~9ヶ月かけて、新しい毛髪を生成する準備をしたのち、自然に脱毛します。

※ヘアサイクルは、男性と女性で異なります※

☆豆知識☆

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??ストレスなどで、一夜にして髪の毛が真っ白になるという噂。。。それって???本当???

『マリー・アントワネットが一夜にして白髪になった』という伝説が残るように、
とても恐い経験などをすると一気に白髪になってしまうと言われますが、
もう成長して頭皮から出ている部分が急に白くなることはありえません。

強いストレスによって、普通より早く白髪になることはあっても、一夜にして真っ白になるのは不可能です。

???白髪を抜いてはいけないというのは。。。??本当???

白髪を見つけると、少ないうちはつい抜いてしまいたくなるのも分かります。

しかし、同じ毛根から次に生えてくる髪も白髪ですし、無理に抜くなどして毛根が死んでしまうと、
毛髪自体がもう生えなくなってしまったり、
逆に引っ張ったストレスによりチリチリでより目立つ髪の毛として生えてくる可能性があるのです。

また、病気やストレスなどが原因の場合は、治癒後にまたメラニン色素が生成されることもあるので、むやみに抜くのはやめましょう。

ちなみに、「白髪は抜いたら増える」とよく言われますが、同じ場所以外にも増えるということはありません。

とは言え、毛根にダメージを与えることは確かですので、白髪が気になる時はカラーリングすることをおすすめします。

☆マル秘情報☆

美しい髪の毛を作る食材

白髪予防には、バランスの良い食事をとる事が大切です。

毛髪を作る細胞を正常に機能させるために必要なのは、アミノ酸やビタミン、ミネラル。

また、ホルモンが正常に供給されなくてはいけません。

ミネラルの中でも、メラニン色素を作るメラノサイトの働きを活発にさせるためにはカルシウムが、
チロシン(アミノ酸の一種)からメラニン色素が作られるためには、銅が使われます。

ミネラルは体内で生成できないので、毎日の食事で意識して摂取する必要があります。

アミノ酸の合成には亜鉛も必要ですし、ビタミン(特にB群)もアミノ酸の体内機能を調整するのに不可欠です。

日頃から、大豆や魚などの良質のタンパク質もしっかりとりましょう。

Foods Highest in Calcium on a wooden board. Top view

 

髪を黒くするのに必要な栄養素

●カルシウム、、、メラニン色素を作るメラノサイト(色素細胞)を活性化します

※カルシウムを含む食品
乳製品、小魚、大豆、大豆製品、ナッツ類、海藻、葉っぱ類、乾物類

●銅、、、チロシンからメラニン色素が作られるときに使われます

※銅を含む食品
レバー、アーモンド、牡蠣、納豆、エビ、大豆、イカ、アボカド

<b>●亜鉛、、、髪の主原料であるアミノ酸の合成に不可欠な栄養素です

※亜鉛を含む食品
玄米、ごま、アーモンド、海藻、緑茶、牛肉、貝、ほうれん草、きのこ類

<b>●タンパク質、、、大豆、鰻、鰯、肉、ミルク

などです。

白髪は、老化のサインでもあるのでこの様な食材を食べると年齢を重ねても必ず白くならないというわけではありません。

ただ、何もしないで、放置したままよりかは老化を遅らせ、白髪が生えるのを抑制する手助けにはなるのです!!!

髪の事を知って、はやめはやめに対処していく事は大切な事ですので、参考になればと思います。

記事投稿者・パイン

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