ローライトにハイライトってなにー?
入れるとどんな効果があるの?
プラスデザインカラーってなにー?
現役美容師が伝授します♡
言葉の意味自体は知っていてもどんな効果があるのか分かりますか?
✢ハイライト とは?
ハイライトとは、ブリーチやカラー剤を使ってベースカラーよりも明るい部分を作り、自然な立体感を作るテクニックのこと。
✢ローライトとは?
ローライトは逆で、明るいベースカラーに暗い色味を部分的に入れて、立体感を出すテクニックのこと。
ではハイライト&ローライトの効果は?
*小顔に見える。
*動きが出る
*髪の毛を少ないダメージで明るく見せることができる
*髪型のアクセントを作ることができる
ちなみによくハイライト&ローライトを施す時に髪の毛にアルミホイルのような物を貼り付けているの見たことないですか?
あれは『ウィービング』と言う技法で
髪の毛束を少量ずつ取り細かいすじ状にカラーリングをおこなうことです。
ホイルは染めない所に染める時のカラーがつかないようにするためです。
では、
ハイライトはどんな人におすすめ?
■動きが出てふんわり感アップ
▷ぺたっとした髪に動きを出したい人
ハイライトを細かく入れることによってスタイルに立体感を出すことが出来ます。
髪の動きがよりはっきりみえるのでぺたって見えるのが悩みだけどふんわりヘアを手に入れたいという方におすすめです。
髪の毛の量が少なかったり、髪の毛が細くて髪がペタッとした印象になってしまいがちな人にもハイライトはおすすめです。
パーマとハイライトを合わせることでボリュームアップしふんわりとした髪になります。
▷重めヘアを軽く見せたい人
反対に髪の量が多く、重く見えてしまう人にもハイライトはおすすめのスタイルです。
ボブスタイルやストレートのロングヘアのような重めのスタイルにふんわり感を与えることが出来ます。
▷仕事などでカラーに規制がある人
黒髪の地毛に筋状に細かくカラーするだけなので目立ちにくく、でもおしゃれな感じに仕上がります。
■全体を染めずに明るい印象に
▷ダメージが気になる方におすすめ
ハイライトは髪の表面に入れることが多いので部分的に明るくするだけで全体の印象として明るい感じに仕上がります。
明るくしたいけれどダメージが気になるという方にぴったりのスタイルです。
ハイライトを細かくたくさんいれると
傷まないし立体感もあるし
メリットしかないハイライト。
ただの単色カラーにはもう飽きた!
もっと立体感や束感が欲しい!
そんな方におすすめなのがハイライトカラー。ハイライトを入れるだけで一気にこなれた雰囲気になれます。
ブリーチが必要な透明感のあるスタイルでもハイライトならダメージを抑える事が出来ます。
ブリーチならではの外国人分のシアは色を実現させるには一番ダメージが少ない方法と言えるかもしれません♡
続いて、ローライト!
ローライトはどんな人におすすめ?
ローライトもハイライトと同じで立体感を出すためのカラーリング手法。
ベースとなる全体の髪色よりも暗いカラーを作ることで動きを見えやすくします。
■意図的に影が作れる
▷小顔に見せたい方におすすめ
暗い色を顔周りに部分的に入れることによって、影が出来て小顔効果が得られます。
入れ方次第で引き締まった印象に出来ます。
膨張して見えるハイトーンなども少し暗めの色を顔周りにいれてもいいかもしれません。
ポイント的に暗い色を入れて意図的に影を作ることによって、スタイルに深みや奥行きを与え引き締まったイメージに仕上げることができるので小顔効果が期待できます。
▷ハイライトと合わせてより立体感を
ハイライトで明るい部分、ローライトで暗い部分を作ることによってより立体感が得られます。
いわゆる3Dカラーと呼ばれるものです。
■全体的に暗い印象になる
▷また明るくしたい人におすすめ
表面上に暗い部分を作ることで全体を染めずに暗い印象を与えることが出来ます。
暗くしても部分的に染めれば後々明るくしやすいのでまた染め直す予定のある方におすすめです。
▷プリン頭を解消したい人
全体的に染めなくても暗い部分を作ることによってプリン頭はごまかせます。
ダメージも金銭的な値段も少なくて、オシャレ度もあがるなんて夢のよう♡
もうひとつ!!
~番外編~
ハイライト&ローライト以外にもデザインカラーがいくつかあります♪
そして、ウィービングだけでなく他にも技法があります。
まずハイライト&ローライトの他にあるデザインカラー
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✢インナーカラー
内側だけ色を変えます。
耳にかけたり、アレンジした時にチラリと見えるのが個性的かつおしゃれになります♡
全体染めなくても内側だけ染めることもできるのでダメージもしにくいカラーです!
パーマスタイルや巻き髪だと髪と髪の間からチラチラと見えるので更におしゃれに見えます。!
✢グラデーションカラー
根本から毛先にかけて徐々に明るくしていきます。
根本が伸びてきても気になりません♡
ミディアム~ロングヘアだとグラデーション感が綺麗に見えるのでおすすめです♡
流行りの外国人風カラーに見えます。
しかも、光の当たり方で色味が違って見えるので飽きが来ないのもポイントです♪
ラフに巻くだけでも柔らかふわふわな動きになります。
そして、ウィービング以外の技法はこちら
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『スライシング』
髪をコームでスライスし、面単位で違った色で染める部分を作り、複数の色彩が混じることで立体感が生まれるます。ショート~ミディアムに特に効果的。
『バリアージュ』
フリーハンドでコーム(櫛)でスジを作り、時間差をおいて全体(リタッチの場合は根元)に薬液を伸ばす。こうする事によって単色にベタッと染まらず,色に濃淡ができ、自然に見えます。
デザインカラーはバランスが大事!!
立体感を出すためにハイライトを入れすぎて髪全体が明るくなってしまう一方だしダメージ部分が増えることになります!
かといって入れなさすぎるとここだけなんで明るいの?とかここだけなんで色変わってるの?なんてことになりかねます。
そして、もうひとつ!!
美容師からの伝言♡
デザインカラーやアクセントカラーは一部分だけでもブリーチをしてカラーを入れるととても綺麗に鮮やかな色が入ります♡
インナーカラーやグラデーションカラーは髪全体の色よりも明るい色のほうが違いがわかりやすくオシャレ度が増します♡
なので思い切ってブリーチして元の髪の色をしっかり抜いてからの施術をおすすめします♡
でも色持ち良くするためにシャンプー&トリートメントは
アミノ酸やケラチンタンパクなどを配合した製品がおおすすです!
ケアとしては、トリートメントをあまり流し過ぎず、少しぬるぬるが残るくらいのすすぎにしましょう。
トリートメントには、シャンプーで失われた油分を補う役目があるので、流し過ぎてしまうと排水溝に直接流しているのと変わりません。
少し「ぬるぬるが残る程度」にすすいで下さい。トリートメントは根元には必要ないので主に毛先中心でOKです。
乾かす前も必ず洗い流さないオイルなどを使用してくださいね♡
悩みを解決するためのデザインカラーと個性を出すためのデザインカラーでは染める場所などが変わってきます!
どんなデザインがいいか、自分の髪質などを美容師さんときちんと相談してくださいね♡