「なんで前髪が浮くんだろう?」「浮いた前髪の直し方が知りたい!」
と思ってはいませんか?
前髪が浮いてしまうと朝のヘアセットが大変ですし、納得のいく前髪に直しにくいことも悩み所ですよね。
今回は女性も男性も簡単にできるプロ直伝の対処法テクニックをご紹介します。
また、前髪が浮く原因と前髪を浮きにくくする予防法もご紹介するので合わせてチェックしておきましょう。
「毎朝浮いた前髪直しに時間を割くのが嫌だ!」という方必見です!
前髪が浮く4つの原因
前髪が浮くことに悩んでいる方の多くは、毎朝前髪のセットに苦労されているのではないでしょうか?
前髪が浮く原因は人それぞれ違い、その原因は主に5つあると言われています。
前髪が浮く原因を知って、前髪が浮いてしまうことへの対処や予防に役立てましょう!
原因①カットが合っていない
前髪のカットが自分に合っていないと、前髪が浮く原因になってしまうことがあります。
髪の毛の生え方は人それぞれ異なるため、カットの際に細かく自分の前髪のくせや髪質について美容師さんに伝える必要があります。
しっかりと自分の髪の毛の特徴を伝えていないと、前髪が浮きやすい形にカットされてしまうこともあるのです。
また、前髪をすきすぎたり、短くしすぎたりしてしまうと前髪が浮いてしまうことがあります。
前髪にある程度長さや量がないと髪の重さが軽いため、前髪が浮きやすくなるのです。
さらに、前髪の量が少ないと外出先などで風などの影響を受けやすくなり、前髪が浮いてしまうこともあります。
原因②前髪が直毛またはくせがある
くせ毛や直毛が原因で前髪が浮いてしまうことがあります。
髪の毛がうねりやすいくせ毛の方は、生え際のくせが強いことが多く
生え際の髪の毛が上に向かって生えていると前髪が浮きやすくなるそうです。
さらに、生え際のくせが強いと雨の日や湿気が多い日に
前髪が浮くことや割れることに繋がりやすくなると言われています。
また、直毛の方は生え際が上を向いているとそのまま上に向かって髪の毛が生えるため、前髪が浮きやすくなるそうです。
直毛の方は髪の毛が太くて硬い方が多く、前髪を下に向けて直そうとしてもなかなか直りづらいということもあります。
原因③入浴後に髪を乾かしていない
入浴後に髪を乾かさず寝てしまうと寝癖が付きやすく、寝癖によって前髪が浮いてしまうことがあります。
髪の毛はシャンプーやトリートメントをした後、表面にあるキューティクルという部分が開いた状態になります。
キューティクルは髪の毛が乾いていく過程で閉じていくのですが
その際に枕やベッドによって髪の毛が変な方向を向いていると、そのままその形がキープされてしまうのです。
また、ちゃんと乾かしているのに前髪が浮いてしまうという方は、頭皮や髪の毛の根元が乾かしきれていないことが考えられます。
いくら髪の毛が乾いていても、根元が乾いていないと前髪が浮く寝癖が付いてしまうことがあるのです。
原因④ドライヤーやヘアアイロンのかけ方が間違っている
ドライヤーやヘアアイロンのかけ方が間違っていると、前髪が浮いてしまうことがあります。
ドライヤーで乾かす際に、無意識に前髪が浮きやすいように乾かしてしまったり
自分のくせを強調して乾かしてしまったりすると前髪が浮きやすくなるのです。
また、キューティクルの閉じる向きと逆にドライヤーで風を当ててしまうと
髪の毛が傷みやすくなることがあり、別の髪悩みを引き起こしてしまうこともあります。
浮いた前髪を直すためにヘアアイロンを使用する方は多いと思いますが
かけ方を間違えてしまうとさらに前髪が浮いてしまう可能性があるのです。
前髪が浮くときの対処法
前髪が浮くときに自分でできる簡単な対処法は、ドライヤーやヘアアイロンを使う方法です。
ヘアスタイルのプロに聞いた、前髪が浮くときにおすすめのドライヤーやヘアアイロンの使い方テクニックを2つご紹介します。
髪の毛は温かいと柔らかくなり、冷やすと固まる性質があるので
温めて形を整えて冷やして固めるということを、意識的に行うことが大切です。
髪の毛の性質を利用することで、くせ毛などで前髪が浮いてしまっているときにもある程度対処できるとされています。
それでは、前髪の浮き方ごとにおすすめのテクニックをご紹介しましょう!
浮いた前髪をドライヤーで直す際のポイント
浮いた前髪をドライヤーで直す際のポイントは、前髪を根元から濡らすことです。
乾いた前髪はすでにキューティクルが閉じているので、形がなかなか変えにくいことがあります。
そのため、水や寝癖直しミストで一度濡らすことで浮いた前髪も直しやすくなるのです。
①上に前髪が浮くときにおすすめ<ドライヤー>
生え際のくせなどで、上に向かって全体的に前髪が浮いてしまっているときに、おすすめのドライヤーでの対処法はこちらです。
~ドライヤーのかけ方手順~
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1:ロールブラシを前髪に乗せる
利き手でドライヤーを持ち、反対の手でロールブラシを前髪の浮いた部分にポンっと乗せます
2:髪とロールブラシの隙間にドライヤーの温風を当てる
ドライヤーの温風をロールブラシと髪の毛の間に当てていきます
3:ドライヤーの冷風を当てる
髪の毛が温かくなったところで、ドライヤーを冷風に切り替えて当てます
(この工程は、髪の毛を自然に冷ましても大丈夫です。その場合、ブラシを乗せたまま冷ましましょう)
4:一度やっても浮いてしまう場合は繰り返す
一度やっても前髪が浮いてしまう場合は、ロールブラシを下に少しずつずらして1~3の工程を繰り返します
②ぱっくり前髪が浮くときにおすすめ<ドライヤー>
ぱっくりと分かれて前髪が浮いてしまうときに、おすすめのドライヤーでの対処法はこちらです。
ぱっくり前髪におすすめのこちらの対処法は、自然に冷ますだけで良いのでドライヤーの冷風機能は使いません。
~ドライヤーのかけ方手順~
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1:前髪を右に引っ張りながらドライヤーをかける
前髪をまとめて掴んで、右に向かって少し引っ張りながらドライヤーをかけます
2:前髪を左に引っ張りながらドライヤーをかける
まとめて掴んだ前髪を、今度は左に向かって少し引っ張りながらドライヤーをかけていきます
3:下に引っ張りながらドライヤーをかける
最後は下に引っ張りながら前髪の上からドライヤーをかけます
前髪を浮きにくくする方法
ここでは、前髪を浮きにくくする方法を4つご紹介します。
朝起きて前髪が浮いていなかったらとても楽ですし、いつもより余裕のある朝の時間を楽しめそうですね♪
①美容師さんに髪質やくせを伝えてカットする
ヘアサロンで髪をカットするときは、自分の髪質やくせについて詳しく美容師さんに話したうえでヘアスタイルを決めましょう。
前髪は短いと浮いてしまいやすくなり、前髪が眉毛より上の長さになるとさらに浮きやすくなると言われています。
ただ、短い前髪が好きな方もいらっしゃいますよね?
そういった場合は、逆に浮きやすい前髪を生かしたスタイリングにしてもらうと良いでしょう。
男性なら浮いた前髪を生かせるようにウルフカット、女性ならオンザ眉毛で前髪にパーマをかけるヘアスタイルなどもおすすめです。
また、お気に入りの髪型がすでにある方は、前髪のカットの仕方を工夫してもらいましょう。
②ストレートパーマや縮毛矯正をかける
ストレートパーマや縮毛矯正をかけて、前髪が浮きにくいようにしてしまうこともおすすめです。
その際は前髪が浮きやすいことが悩みであると相談し
まっすぐすぎる前髪が嫌な方はそういった希望も伝えたうえで、ストレートパーマや縮毛矯正をかけてもらいましょう。
美容室によっては、部分パーマがメニューにない場合もありますが
カットとセットになったお得なメニューも販売されている場合もあるので
サロン選びの際には細かくメニューをチェックしておきましょう。
③眠る前にしっかりと前髪を乾かす
寝る前にしっかりと前髪を乾かすことも、前髪が浮くのを防ぐ方法の1つです。
上でもご紹介した通り、濡れた状態の髪はキューティクルが開いていて、乾くと閉じていきます。
閉じる過程で変な方向に向いて固まらないように、ブラシや手ぐしで整えながら乾かしていきましょう。
ドライヤーを使った対処法でご紹介した乾かし方で、前髪が浮くのを防ぐことができます。
また、髪をしっかりと乾かすことは、前髪だけではなく髪全体に寝癖を付きにくくすることも期待できます。
④前髪を固定した状態で眠る
帽子やヘアバンド、跡が付かないピンで前髪を固定して眠ることで前髪が浮いてしまうのを防ぐこともできると言われています。
ヘアケアの一環としてナイトキャップなどをかぶって眠る方もいますが、ナイトキャップもおすすめです。
前髪など髪を固定して眠ることで、髪同士の摩擦を防ぐこともできます。
摩擦を抑えることで、髪のツヤ感などを保つことにも効果的です。
前髪が浮くのを防げるおすすめアイテム
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◆ヘアバンド
◆跡が付かないピン
◆ナイトキャップ
◆前髪用ローラー
♡まとめ♡
前髪が浮くときにおすすめのプロ直伝のテクニックや予防法をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
前髪が浮いてしまうとなかなか思い通りのスタイリングができず、そんな日は朝からテンションが上がりませんよね。
今回ご紹介した、ドライヤーやヘアアイロンを使ったテクニックは簡単なものばかりなので、ぜひ一度試してみてください。
前髪のセットがうまくいけば、自分の思い通りの印象も作りやすくなりますよ!