仕事や勉強、子育てに家事・・・毎日疲れることばかりですが、みなさんは上手く疲労から回復できていますか?
疲れる事が当たり前なると、自分が疲れている事にもやがて気付かなくなってしまいます。
恐ろしい事ですよね。。
「最近、特に疲れやすい」という人は・・・
何かしら疲労が回復されにくい原因があり、疲れが蓄積してしまっているのかもしれません。
美容の仕事をさせて頂いているとお客様からリアルな【疲労】に対する御相談のお声も頂きます。
「何をどうやっても慢性的な疲れが取れない・・・寝てもダメだしお風呂もそんなに・・・なんかいい方法ないかな??」
「睡眠時間もなぜか5時間くらいで目が覚めちゃうしそのくせ質も悪いから疲れ取れないし
全然すっきりしないしで起きてる間はずっと眠い状態なんだよなあ・・・」
などなど。。。
そもそも、疲れてしまう原因は何からなのでしょうか??
疲労といっても、体を動かして疲れた、といった肉体的な疲労と、精神的な緊張による疲労があります。
-
◎体と頭が休まっていない・前日の疲労を持ち越している・栄養が足りていない
◎心と体は繋がっているので、精神的な疲れ、いわゆるストレスを抱えていると
体も重く、常に疲れている感覚を覚えるものです。
では、ここから手軽に疲労を回復させる方法をお伝えしたいと思います。
その日の疲れは翌朝に繰り越すことなく、毎日元気に過ごしましょう
水で疲れをとる!
たくさんの水を一気に飲むのではなく、20分から30分おきに口を湿らせる程度で
こまめに水分を補給することが、疲れをとる効果的な水の飲み方です。
推奨されている水分補給は喉が渇いていなくても細目に補給しようというものです。
例えば・・・
朝・昼・夜の食事のとき
朝起きたとき
午前10時と午後3時
入浴の前後
寝る前
くらいに分けてとるのがオススメです。
食事で疲れをとる!
疲れを和らげる効果のあるビタミンB1、疲労をとれやすくするビタミンB2
あとは疲労物質である乳酸を分解してくれるクエン酸を摂取しましょう。
食材でいうと、レモン、みかん、オレンジ、グレープフルーツや梅干しなどにクエン酸が含まれています。
肩ストレッチで疲れをとる!
肩を上げたり下げたりするストレッチも有効です。
1時間に1回、できれば30分に1回のケアが、疲れをとるのに最適☆
「両肩のストレッチ」
・両肩をすくめた状態で、曲げた左右の肘を背中の後ろで近づけます。
・肩甲骨が寄るようにしたまま5~10秒間キープします。
・左右の肩甲骨の間を伸ばすように、両腕を前方へ動かしながらのストレッチです。
・10秒間キープしましょう。
これを3回ほど繰り返し行います。
仮眠や睡眠で疲れを取る!
昼寝も、脳の疲労を回復する効果的な方法のひとつです。
午後3時までの間に30分ほど昼寝をするのが脳の疲労回復には最適です。
寝る前にはリラックス状態を作りましょう。
リラックス状態を作る具体的な方法
毎日お風呂に入る習慣をつくる
寝る前にリラクゼーション系の音楽を聞く
寝る前に温かいお茶を飲む(カフェイン入りはNG)
寝る直前まで仕事のことを考えるのをやめる
寝る直前、嫌なこと、不安なことを考えるのをやめる
など、試してみて頂きたいものです。
耳ひっぱりで疲れを取る
「耳ひっぱり」を伝授!
コツは、サランラップを伸ばすようにする事!!
この作業で目の疲れの解消に効果的なんです。
具体的には、目を閉じて、両手で両耳をつまんで、やさしくほんの数ミリ耳を横にひっぱります。
力は、強すぎてはいけません。
ひっぱるときのイメージは、サランラップが破れないようにスッと軽く引くような感覚です。
耳にも沢山のツボがあるので是非とも騙されたと思って実行してみて下さい。
あら不思議!!!
目の霞や充血解消にもなるかもしれませんね。
仕事の休憩中1分もあればできる疲労回復法
誰しも、仕事中は目先の効率だけを優先しがちです。
しかし、それでは疲れはどんどん溜まり、かえって仕事の効率が低下します。
筋肉の疲労を感じさせる原因の1つが、エネルギー源のブドウ糖を分解するときに生まれる老廃物、乳酸です。
スポーツや歩行のように筋肉が伸び縮みする場合は筋肉のポンプが機能して血流が促され、乳酸を筋肉から排出してくれます。
座ったまま、立ったままだと筋肉の長さが変わらないのでポンプとして働きません。
その結果、乳酸が除去されず疲労が起こるのです。
疲れない身体を作るには、疲れる前に“リセット”することです。
疲れは溜まれば溜まるほど、回復しにくくなるからです。
親指と人差し指の付け根のツボ(合谷)を押す
合谷(ごうこく)と言われるツボは疲労解消に役立つツボ。
他にも頭痛、肩こり、腹痛、精神不安など様々な効能が期待でき、「万能のツボ」とも呼ばれています。
場所は親指と人差し指の骨が合わさる谷間でやや人差し指よりにあります(このあたりに、触ってわかるくぼみがあります)
親指で押したとき、ジーンとくる箇所があったら、そこが合谷です。
痛すぎると逆効果です!
合谷にかぎった事ではありませんが、痛すぎると逆効果になります。
大事なことは、「気持ちの良い刺激」を感じる事です!
3~5秒押して、1秒休む→そしてまた3~5秒押す
これを4,5回繰り返すと良いと思います。
このツボ・・・全身にある365のツボのうち、もっとも脳に刺激が伝わりやすいツボと言われています!
化学的に脳との直接的な効果も分かっているようです。
目をギュッとつぶる
目の疲れを取るために効果的な方法は【ギュッ】と強く目を瞑ることです。
目を強く瞑る事によって、目の周りの筋肉を効果的にストレッチする事が可能になり、目の周りの血行が良くなります。
目を瞑る事によって、収縮した毛様体筋を一時的に伸ばす事ができます。
ダンベルで例えるなら、ダンベルを持ち上げ続けることによって収縮した腕の筋肉を
ダンベルを外して腕の負荷を和らげることに似ています。
遠くを見る
3mくらい先の遠くの目標を見てから、目から30cmほどの近くを見てください。
この動作を交互に20回くらい繰り返します。
可能であれば、屋外で対象物を遠めに設定すると良いでしょう。
この動きも目のまわりの筋肉をほぐす効果があります。
伸びをする
血流が滞れば、痛みや疲労感を感じます。
ですから、デスクワークで生じる静的疲労を取るには、筋肉を伸び縮みさせてあげるのが効果的です。
ストレッチは、筋肉の緊張を和らげ、血液の循環を良くし、疲労回復を早めます。
ストレッチには、関節の可動域を広げる効果、つまり身体を柔軟にする効能もあります。これは、肩こりや腰痛の予防に。
また、歩幅が狭いなどの運動機能低下も改善します。
効果的に運動できる身体を作ることにもなります。
仕事の効率をアップさせるためにも、休憩は欠かせませんね。
是非、一息ついた時にやってみてください。
いかがでしたか?
整体やエステも重要ですが、お家での一手間が効果を長持ちさせる大切なポイントだと思います。
出来ることから少しづつ初めてみて疲れにくい身体を作ってみてはいかがでしょう?