さらさら髪をキープするためにも、髪や頭皮の汚れを浮かすためにも
美髪をキープするためにはブラッシングがとても大切です。
さらにブラッシングの効果を高めてくれる、髪に優しい獣毛ブラシが今人気です♡
髪をといているときって静電気が気になったりしませんか。プラスチック製だとよく出るみたいです。
天然素材の獣毛ブラシを使ってぜひ快適なブラッシングを!
獣毛ブラシとは?
「動物の毛のヘアブラシ」というのは、猪や豚などの動物の毛を櫛に加工したものです。
獣毛ブラシは主に2種類。獣毛ブラシは「猪毛」と「豚毛」の主に2種類です。
それぞれどのような特徴があるのでしょうか?
猪毛
猪毛のブラシは硬めで頭皮のマッサージに適しています。
頭皮の血行も良くなるので抜け毛や薄毛が気になっている人には効果的です。
豚毛
豚毛のブラシは静電気がおきにくく、髪のツヤとハリと取り戻してくれます。
このように頭皮にも髪にも獣毛ブラシは最適なんです♪
ナイロンのブラシは軽くて扱いやすく、汚れてもすぐに水洗いができる便利なものです。
しかし実際のブラッシングでは静電気が発生して、頭皮に直接当たると刺激を強く感じます。
これでは落ち着いてヘアケアができませんし、静電気は髪の乾燥を招いてしまいます。
獣毛ブラシのお手入れ方法
メリットいっぱいの髪に優しい獣毛のブラシのお手入れ方法ですが、なるべく水を使わない事が大事です。
ちなみに濡れた髪にもブラッシングしない事です。
これはブラシが水分を嫌う事と、髪への摩擦が起きやすくなるためです。
獣毛ブラシの普段のケアとして水洗いは極力避ける事が大前提です。
多くの毛を植毛しているためにホコリや抜けた毛が絡まって取れにくいのです。
専用のブラシクリーナーがあるので、それを使用すると驚くほどきれいに取れます。
自分の手で苦労して取るよりもはるかにきれいになるのです。
専用のブラシクリーナーを買うまではいかないなど、とりあえず今すぐお手入れしたい方には
獣毛ブラシを2本用意して2本をこすり合わせてホコリなどを取る方法もあります。
しかしながらこれだとコストがかなりかかってしまいますね。
他には歯ブラシで取る方法もあります。
あまり強く力を入れてこすると獣毛ブラシ自体が傷んでしまうかもしれませんので、くれぐれも丁寧に扱って下さい。
爪楊枝やピンセットを使ってホコリや抜け毛を取り除く方法もあります。
獣毛ブラシのお手入れで注意しなくてはいけないこと
獣毛ブラシは水に弱い物が多いですが、毎日の使用で驚くほど汚れが付くのも事実です。
ホコリや抜け毛だけではなく、頭皮や髪の表面の皮脂汚れがつくのでケアをしないと不潔にもなってきます。
毎日お手入れしていても特に汚れが気になる時は思い切って水洗いをしてみます。
獣毛ブラシは水を嫌いますが、お手入れ法を間違えなければ特に汚れが気になる時には効果的です。
獣毛ブラシの水洗い方法
洗面器に水又はぬるま湯を入れて、その中に獣毛ブラシを入れて優しく振り洗いします。
この時に水中でブラシクリーナーを使って優しくこすると汚れが良く取れます。
それでも取れない場合は爪楊枝などで細かいほこりを取り除きます。出来ればシャンプー類は使わないで下さい。
そしてきれいな水又はぬるま湯ですすぎ、清潔なタオルで水分を拭き取って乾かします。
植毛部分に水がたまるとブラシが傷みますので乾いたタオルに、毛先を下にして乾かしていきます。
直射日光やドライヤーなどで乾かさずに自然乾燥しましょう。
ブラシの柄が天然木ですと水を使う事によってひび割れてしまうこともあります。
この点も注意して水がかからないようにして下さい。
水分が残ってしまうと、嫌な臭いが出てしまうことがあります。
また、カビが発生したり、残った水分でブラシの毛の根元が弱って毛が抜け落ちてしまうことがあります。
十分に注意して取り扱って下さい。
ブラッシングをする前のヘアケア
髪を梳かした後にするヘアケア方法もありますが、まず重要なのは「髪を梳かす前のヘアケア」です。
そのまま櫛を通してしまうと髪に引っかかり抜け毛や切れ毛が増えてしまったり
引っかかった状態で無理矢理櫛を通すと髪のダメージとなってしまいます。
事前のヘアケアで髪の負担を減らしてあげましょう。
髪を梳かす前にするヘアケア方法とは?
髪を梳かす前にするヘアケア方法は髪の状態によって色々ありますが、基本は「髪を湿らせる・なめらかにする事」です。
特に乾燥髪の方はブラッシング前に必ず髪を湿らせるようにしましょう。
パサパサのままブラッシングしてもヘアケアにはなりません。
髪のダメージが大きい場合はブラッシング用のスプレーを全体的にかけてあげると良いでしょう。
また、毛先のダメージが酷い場合やセミロング~ロングヘアの場合は
梳かす前に毛先にヘアオイルやヘアクリームを馴染ませてあげるとスムーズに櫛が通ります。
効果的なブラッシング方法
髪や頭皮にも優しい効果があるブラッシング方法をご紹介します。
以下の3段階に分けて行うのが有効です。
- 1.毛先からもつれがあれば、そっとほぐすようにブラシを入れる
- 2.毛先より根元寄りから、毛先にかけてブラシを入れる
- 3.髪の根元から毛先にかけてブラシを入れる
いきなり髪を一気に梳かすのでなくて、段階を踏んで梳かしていくことが大切なのです。
また、ブラッシングの時は丁寧にゆっくりとブラシを動かすことが必要です。
これは頭皮を引っ張ることを避けるのと同時に
摩擦により髪のキューティクルを剥がしてしまうのを避けるという意味合いがあります。
髪が長い方は、3段階よりもう少し段階を分けてとかしてあげるといいでしょう。
また髪が絡まりやすい方は、オイルなどをつけてから行うのがおすすめです。
間違ったブラッシングのやり方
血流を上げるためにも、しっかりブラッシングを行おうと、根元からブラッシングをされている方もいると思います。
しかし、実はこの方法はNGな方法なのです。
根元までブラシを入れてブラッシングをしようとすると、髪の毛が毛先に行くまでにどうしても引っかかります。
その時に頭皮に不要な力がかかり毛穴にもダメージを与えてしまうのです。
健康な髪を無理やり引き抜いてしまうことにもなりかねません。
特に頭皮が弱ってしまっているときなどは、髪の毛が簡単に抜け落ちてしまいます。
また、髪が途中で切れてしまったり、絡まる原因にもなってしまうのです。
最悪の場合、薄毛や白髪を作る可能性もあるので、根元から一気に行うブラッシングはやめましょう。
おすすめのブラッシングのタイミング
最もお勧めなのは、シャンプーを行う前のタイミングです。
日中にホコリなどの汚れが髪に付着するので、それを取り除いた上でシャンプーを行う必要があるからです。
また、ブラッシングは頭皮ケアにもなりますので、優しく頭皮にも刺激を与えてあげた後にシャンプーをすると
血流があがり毛穴の汚れも浮き出てきやすくなります。
ブラッシングを行う時は、頭皮に与える影響も考えた上で
段階を踏んで優しく丁寧にブラッシングを行っていくようにしましょう。
まとめ
せっかく頭皮や髪におすすめの獣毛ブラシを使ってもやり方やタイミングを間違えるとあまり意味がないものになってしまいます。
ブラッシングする際は力任せにならないよう注意しましょう。
特に何もせずそのまま櫛を通してしまうと、髪を傷める原因になってしまいます。
適切なブラシを、タイミングに合わせて使い、正しい方法でブラッシングして、頭皮トラブルを予防しましょう!