髪のお手入れに関心が高く、シャンプーやトリートメント選びにも気を遣っている。。。
でも、ブラッシングは100均のヘアブラシで簡単に済ませている…という人もいるのではないでしょうか??
でも、美髪ケアや頭皮の健康には、
適切なヘアブラシを使った正しいブラッシングが不可欠なんです。
何故ならブラシは髪を整える為だけではなく、
髪や頭皮の汚れを落とし、血行を良くする役割もあるからです。
中には、気づかないうちに間違ったブラッシングで自ら髪や頭皮を傷めてしまっている人もいるでしょう。。。
あなたは、合わないブラシをお使いではないですか?
あなたは、間違ったブラッシングをしてはいないですか??
●髪の毛が絡まりやすく、引っかかって上手くとかせない。
●切れ毛が目立つ、枝毛が頻繁に起こる。
●どうしてもくせ毛が治らない。
●ブラシをかけてもボリュームがでなくてぺちゃんこ頭になる。
●自慢の長髪なのに表面しかブラシでとかせない。
●静電気が怖くて結局手ぐしでやっている。
●抜け毛やフケが増えてきた。
さて、如何でしたか??
上記の7つの問題はちょっとした事で解消することができます。
ここでは、美髪ケアに効果的なブラシの種類の選び方や使い方、
そして正しいブラッシング方法についてご紹介して参りたいと思います。
ヘアブラシ 〜形ごとの種類と使い方〜
ヘアブラシの種類は、形で分けると次の5種類になります。
▲ サンビー / スケルトンブラシ 32mm(SW-151)
粗く、すき間の大きいブラシです。
使い心地は、手ぐしに近い感触です。
摩擦が起きにくいので静電気もほとんど発生しません。
長い髪やカールした髪にもからまらずに使えます。
このブラシは、髪がからまりやすい人、ダメージヘア、毛量が多い人に適しています。
因みにこのヘアブラシは、温泉などにもよく置いてあるのですが、それにはきちんと理由があります。
濡れた毛髪は、とてもデリケートです。
濡れた髪に目の細かいブラシを当ててとかすと、
濡れてからまった髪が摩擦でちぎれる原因になります。
でも、スケルトンブラシだったらダメージは最小限で済みます。
それで、このタイプのブラシが置いてある事が多いのです。
▲ YSパーク / ストレートエアー ラウンドブラシ ロールブラシ 67mm(YSBI-T70)
丸棒の周囲360度にブラシがついているタイプです。
ロールブラシと言うと、カールしたい時にだけ使うと思っている人も多いと思いますが、
じつはストレートヘアにも便利なアイテムです。
細いロールブラシはカールに適していますが、
太いロールブラシで根元からブラッシングすると、くせ毛が伸びる効果があります。
ドライヤーで髪をまっすぐに伸ばしたい時には太いロールブラシがオススメです。
このヘアブラシは、美容院では、長い髪を乾かす際によく使われています。
内側からドライヤーの風を当てたい時に、太いロールブラシを使うと
風に当てやすく、きれいな仕上がりになります。
▲ クレイツ / イオンブラシ(N.CB-020)
ブラシの先が丸く、ラバー(ゴム)部分のクッション性が高いブラシです。
ラバー部分の中央が盛り上がり、髪に当てやすい形になっているのが特徴です。
弾力性があるので、髪にも頭皮にもやさしく、
頭皮マッサージの効果もあります。
洗髪前のブラッシングや髪をまとめるのに適しています。
髪が細い人、やわらかい人、毛量が少ない人、ボリュームアップしたい人に適しています。
▲ デンマン / ブラシ D-4
クッションブラシと似ていますが、
ラバー部分のクッション性が低いタイプで、ブローに最適です。
1930年にイギリスで誕生した様です。
ストレートの髪質の人や、ボリュームダウンしたい人に適しています。
このヘアブラシは、一見、クッションブラシと似ていますが、ラバー部分に弾力がないのが特徴です。
ボリュームへの影響はクッションブラシと正反対なので、
自分の髪質にどちらが合っているか見極めて使いましょう。
パドルブラシは、サイズの大きいブラシです。
大きいので、忙しい時でも短時間でブラッシングを済ませることができます。
頭に大きく当てる感じになるので、
普通にブラッシングするだけでも自然に頭皮マッサージができます。
パドルブラシは、抜け毛防止や育毛、頭皮ケアに効果的で、
使い心地も気持ちが良いと評判のブラシです。
メーカーにもよりますが、人気があるのは、
クッション部分に空気穴があり、弾力性があるタイプです。
髪や頭皮にも当り方がやわらかく、それでいて適度な刺激がありますが、
目が適度に粗いので抜け毛は起こりにくいです。
ヘアブラシ、毛の種類とそれぞれのメリット
美髪ケアには、毛の種類も大切なポイントになります。
直接あたる部分でもあるのでしっかり違いを理解しておきましょう。
☆天然毛ブラシ
天然毛のヘアブラシは、別名獣毛ブラシとも呼ばれ、メリットの多いブラシです。
♪髪の毛への当たり方がやわらかい
♪耐熱性がある
♪静電気が起こりにくい
♪髪にツヤが出る
♪まとまりやすい
♪ボリュームダウンできる
♪頭皮までしっかり届く
獣毛ブラシの使い方は、ゆっくり繰り返しブラッシングするのがコツです。
そうすることで、自然な髪のツヤが引き出されます。
当たり方がやわらかいので、ダメージヘアに適しています。
ただ、希少なので高価なのが難点です。
猪の毛は、怒った時に逆立ち、首周りの長い毛は15㎝にもなると言われています。
丈夫で硬い毛は、靴を縫う毛針にも使われるそうです。
見た目はやわらかそうな毛ですが、
さわってみるとそれほど柔軟性はなく、とがってチクチクする感じがあります。
お値段は比較的手ごろで、天然毛ブラシとしては一般的です。
やわらかいブラシがお好みの人は豚毛よりもこちらがオススメです。
☆ナイロンブラシ
ナイロン製は、地肌にしっかり当たり、ボリュームを出すのに適しています。
水洗いもできて、取扱いが容易です。
髪の汚れや抜け毛を取り除くのに適しており、
髪のボリュームを出し、カールを作りやすい素材です。
ただし、静電気が起きやすく、髪をいためる原因になってしまうので、
静電気防止の加工がしてあるものを選びましょう。
☆樹脂製ブラシ
樹脂製は、熱伝導率が高いので
スタイリング剤をつけた後やドライヤーの際に適しています。
薬剤、熱、水分に対して強いのが特徴です。
柔軟性がある一方で、形が崩れにくいので携帯用に持ち歩いてもブラシが傷みません。
☆木製(ウッドピン)ブラシ
持ち手だけでなく毛(ピン)にも木が使われているヘアブラシです。
クッション部分に弾力性がある作りになっていて、使い心地は意外にソフトです。
目が粗く、頭皮に適度な刺激を与えるので、
ブラッシングの最初に使うのに最適です。
また、静電気が起きないのも魅力です。
さて、ヘアブラシの種類をみてきましたが、
ブラッシングの効果は、髪をとかして整えるだけではない、ということに、もうお気づきだと思います。
選ぶブラシでお値段は変わってきますが、
毛髪や頭皮の事を考えると自分にあった道具をチョイスして、日々のケアをする事が大切だと思います。